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再会 [旅]

「森の休日」 長井を後にした私たちは最上川を日本海に向けてたどってみることにしました。
最上川の終着点は酒田です。
たまたま山形県の南陽市から秋田にお嫁に行ったお友達が秋田から酒田まで出てきてくれることに。
私たちが民謡を探して旅をしていることを知って
もとからバルトークの研究もしていたお友達なので興味を持ってくれました。
バルトークはハンガリーの民謡やわらべうたを研究して自分の作曲や音楽教育に生かした人です。


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くぬぎ平の棚田 長井市とお別れです。





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日本海の海の幸
約30年ぶりの再会なのに、全然変わらない。
話はつきないけれど、私たちの唄さがしにつきあってもらいました。

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「おしん」の舞台になった山居倉庫

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庄内平野のお米が貯えられていた、いろいろな工夫を凝らした建物です。

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川に面したこの建物、最上川舟運の起点ということになります。

庄内米のお百姓さんの唄
最上川の舟唄
上方に向かう舟形節
それにまつわる恋物語

耳を澄ませばそんな遥か昔の唄が聴こえてくるような気がします。

酒田というところは地震も津波もあったし大火事があって
そのたびに再建を繰り返してきた町です。
それにしても、その時代の産業の拠点として舟問屋が豪遊した料亭があちこちにあったようです。

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その一つ相馬屋を改装しての「相馬楼」が一般解放されています。
タイミングが良ければ舞妓さんが踊る酒田の民謡を鑑賞することができます。
鑑賞はできませんでしたけれど綺麗な舞妓さんに民謡のこと、おけいこの苦労話など聞かせていただきました。
そして、庄内おばこ  酒田甚句 を教えてもらいました。



やっぱり日本海を見に行かなくては!
最上川の河口。

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この日の日本海は穏やかな海でした。

お友達の出身は白鷹地方だから、「森の休日」でも披露した子守唄をなにげに歌ったら。
「その唄なら、おばあちゃんがいつも歌っていたよ」
まるで、誰でも知っているのがあたりまえのように言います。
この唄は実は「森の休日」の八木さんはご存知ないということです。
おもいっきりローカルに一山越えれば、一筋川を渡れば
風景が変わるように唄も違ってくる。
みんな同じじゃないということは魅力的なことです。


学生時代のノリで・・・またの再会を約束して


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