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「笛」にて・・スペイン♪お祭りコラボ [コンサート]

☆2016.7.16「笛」第三土曜日コンサート

毎回のことなんですが、私たちの第三土曜日コンサートは北鎌倉の子ども祭りの日です。
夕方から始めると子供神輿がやってきてオープニングなのですが
今回は「笛」のコーヒーもお客さまに楽しんでいただきたくて始まりの時間を早くしました。
私達が20代の頃に出会った「笛」のフレンチコーヒー。深炒りの味わいを噛み締めるように口にふくむ。
それは時間が止まったままの明月谷戸の空気と水が醸し出す味わいなのです。
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お店が開いていることが少なくなったので、このコーヒーにひたることがなかなかできなくなりました。
私が『幻のコーヒー』と言っていたら、
「なくなってしまったわけではないから伝説のコーヒーにしましょう」とマスター。
そうか・・・今や「笛」のコーヒーはlegendなのね?
そう思ったらずっと昔の常連の顔が次々と浮かびます。
それはまさしく伝説の主人公。個性あふれる物語の登場人物たちなのでした。
それにしても「笛」の空気は昔のままに時間をとめて音楽がゆるゆると流れます。


今回はスパニッシュギターの山田陽一郎さんとのジョイントということで
テーマはスペイン♪
アンダルシアの熱い夢。アルハンブラ~フラメンコ♪
情熱的なスペインを演奏していただきました。
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そして私たちは、はるか昔のイベリア半島の哀愁を語りつくせるものではないけれど
観光地としてのスペインではなく運命とも宿命とも言える民族の歴史とともに演奏させていただきました。
夏の夕暮れ。蝉の声が心のひだに木霊します。
そしてファリャの「恋は魔術師」 ファリャが生誕140年メモリアルイヤーであることを山田さんに教えていただきました。
ぷりずむくぷれDuoの我儘なアレンジ~楽器編成はリコーダー・ハープ・トイピアノ・カホン・パンディロ・ドラ・・
ラストに~火祭りの踊り~これは山田さんのギターも入っていただいて盛り上がりました。
ここで私たちの計算では演奏が終わってエンディングに子供神輿が通るという予想だったのですが
この~火祭りの踊りの盛り上がりと「わっしょい!」が重なりまして
演奏者も、もちろんお客様もびっくり!
ミラクルな二度とないコラボになりました。
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生演奏の醍醐味です。


音楽とあの空間をご一緒できたみなさまに心から感謝します。
ありがとうございました。


昭和歌謡の魅力 [コンサート]

老人ホームでのコンサートを2週続けてやらせていただきました。
久しぶりの昭和歌謡♪
昭和はもう昔かもしれませんけれど私だって昭和生まれです。
思えば激動の時代・・・そして、その時代を生きてきたお年寄りの青春の歌。
戦前も戦後も。
日本の文化を歴史を匂わせる歌の数々。
そんな歌には粋でお洒落な色気があります。

1回目は寒川社会福祉協議会からの紹介で。
2年ほどまえにできたばかりの新しいホームでした。
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最初はみなさん控えめに歌ってらしたんですけれど、
「大きい声で歌うといつまでも元気でいられますよ」と言葉かけをしたら
大合唱になりました。
また
「みなさんは高度成長を支えて来た世代ですね」と言うと
真ん中辺の女性がVサインをしていました。

2回目は母もお世話になっているお馴染みのホーム。
でも私が病気をしたので久しぶりです。
母は演奏が終わればすぐにコンサートのあったことも忘れてしまいますけれど、
演奏の最中は一番大きな声で歌ってくれます。
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演奏が終わってからロビーのソファーで目を潤ませてたたずんでいる男性がいらっしゃいました。
若い頃はきっと、いい男だったんだろうなぁ・・・と思わせる美男子。
「僕はね。新橋の色町で子ども時代を過ごしたんだよ。
音楽は大好き。誰に教わったわけじゃないけど僕の中にはいつのまにかしみついているんだよ。
ああ、粋なもんだねぇ。」

コンサートのことなどすっかり忘れた母と
歌っていたら、その男性に
「お、姉妹みたいだね」と言われて母は嬉しそうにしていました。




いつもと同じ [コンサート]

2015.12.6 八千代管楽オーケストラ第30回定期演奏会

お客様!なんと600人もいらしたそうです。
アンケートを読ませていただくと、みなさんとても楽しみにしていて地域に定着ているんだなと思います。

私にとっては去年、病気のためドタキャンしてしまったので
改めて今年は合奏ができてアンサンブルができて幸せでした。
低音は縁の下の力持ち。私の音がバスクラとぴったり重なって気持よかったって相方に言われましたある時はトロンボーンと重なったりファゴットと重なって吹奏楽の中で私の弾いているのはキーボードで低音を強くするためのもの。でも電子楽器の音だから合奏の中で主張しすぎてもいけないし頼りなかったらやっている意味がない。この低音に耳を澄まして合奏している。聴いている人がずいぶんいることを感じて嬉しくなります。合奏って楽しいです。

夏にオーバーホールをした相方の楽器がピカピカになりまして
まだ音色が安定しませんがこうして本番を重ねて楽器も育っていくんですね。
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私の表情はまだ固いけど
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前日にもらった指揮者のVサイン
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本番中に隠し撮り
大分から来てくれたホルンの助っ人

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緊張の時間があるからこそ
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楽しみな打ち上げ
今年は練習の帰りに5ピアットに寄ることもありませんでした。
変わらない美味しさです。

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みんないつもと同じです。
新しいメンバーもいます。
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食べつくして来年に向かいます。

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どんどん新しいアイデアが
そしてこの瞬間から来年の演奏会が動き出します。





遊びに来て~に誘われて・・・2 [コンサート]

お昼ご飯が終わって

夜のコンサートの仕込が始まりまして
古楽チェンバロ奏者と今回初めて古楽アンサンブルに挑戦の本当はミュージカルなんか歌うソプラノ歌手。
そしてチェンバロ運び屋(運奏家)本業はロックギタリスト。
そしてオペラテノール歌手。
このメンバーが何を演るのか?
メインプログラムは、なんと演歌?!
もちろん楽譜なんかなしでお互い試されているみたいな仕込。
で、オペラ歌手の演歌はイタリア語??
チェンバロは数字譜ではなくてコードネームでバッキング。
チェンバロ奏者はカホーンも叩くことになり・・・・
さかさかとアウトライン決めたら後は各自黙々と練習。

いやぁ~面白すぎる仕込みを見学させていただきました。

夜のコンサート本番

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いきなり楽譜を探すチェンバロ奏者

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「美しい声の彼女が僕の作ったカレーうどんを食べてくれました」と、ペンションのオーナー。
アットホームな合宿を思い起こさせられます。

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テナー歌手登場。

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チェンバロ演奏

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ギタリスト登場
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片手にグラス・・・「酒よ」  演歌の始まりです。
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チェンバロ奏者のカホーン
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イタリア語で歌う「雪国」  演歌はカンツォーネとばかりに熱唱です。
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最後は残念ながらの雨が晴れるようにと「見上げてごらん夜の星を」

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アンコールはいきなりふられて、
顔を見合わせながらも素敵なデュエット

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さてさて日帰り強行の私たちは本当は美味しい夕ご飯を是非食べたかったのですが
当初予定、コンサートのまえに夕ご飯だったら食べることができたのですが、
夕ご飯はコンサートが終わってから打ち上げを兼ねてということに変更になりまして
当然と言えば当然なのですが食いっぱぐれることになりました。

前日の夜中、チェンバロ奏者からの「はよ~来いや♪」の伝言がありまして
それに従わなかったことを反省しています。
今度は泊まりで遊びに行きたいと思っています。





遊びに来て~に誘われて・・・ [コンサート]

「バッハやヘンデルが音楽の出発点ではない。」
それがまだ知識として新鮮だった頃、チェンバロが弾いてみたくて
友達に「薫ちゃん。オリゴに来るといいよ。」気軽に誘われて、その古楽研究会というものにノコノコ連れていってもらったのは20歳の時でした。
日本中にバロックの一大ブームが起きようとしている時代でした。
あの時代にチェンバロが弾けて原典にのっとった古楽の勉強ができるというのは本当に貴重なことでした。
今では、その友達がオリゴの代表になって「薫ちゃん。とっても楽しい合宿なの。遊びに来て。」気軽に誘われてノコノコ行ってきました。

合宿会場ペンションのオーナーから
「バッハやヘンデルって音楽の初めじゃないんだってね?」と言われてなんだかとても懐かしい気持ちになりました。

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高原はもう秋でした。

私たちは遊びに行ったので合宿終了の発表会がまさに始まろうという時に到着。
よく知った顔ぶれが緊張して勢ぞろいでした。
いきなり応援団になった気分・・・

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プログラム
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これにプロの演奏がついて発表会は盛りだくさん。
お客さんはペンションの近所にお住まいの方たちでした。

高原の昼ごはん。

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「薫ちゃん。ご飯も美味しいんだよ」
そう言われてましたし、毎日美味しそうなご飯の様子を聞いていたので凄く期待!
もちろん美味しかった!!
夜ご飯も楽しみ~なんて思っていました。この後、急転回・・夜ご飯は食いっぱぐれることになろうとは・・・
この時は思いも寄らなかったのでした。。


つづく



エオリアンのコンサート [コンサート]

4月19日。エオリアン・コンソートの第10回定期演奏会でした。
去年の定期演奏会は私の誕生日の翌日。
1月19日でした。
1月18日に安達太良小学校で演奏会をするお約束をしたので、
http://purizumu2.blog.so-net.ne.jp/2014-01-22

翌日19日、私たちは会津にいたのです。どう頑張っても聴きに行くのは無理でした。
エオリアンの演奏会、そのマニアックなプログラムの裏には、とてもナイーブなメンバー事情があったりします。
その思いを聞いて、演奏会に行く約束をしていたにもかかわらず私たちは聴きにいくことができませんでした。
もう一つ勧められていた演奏会があったのですけれど、それも行くことができなかったんです。
私は、まずはそのことを謝らなくてはと思っていました。
そして私の病気のことを心配してくれてありがとうを伝えたいと思いました。

病気以来会っていないリコーダーのお友達に会うことは、ちょっと勇気がいります。
でも意外に回復が速いので間違いなく病気だってところも見せておかねば。という気持ちもあります。

一番心配だったのは鞘堂の音の響きに私の耳はついていけるかしら?ということでした。
まだ私の耳は骨で聴く力が回復していません。
でも不思議とたいていの人が悩む司会の内容も聞き取れましたし、細かい音の動きも聴くことができました。
この鞘堂で長年演奏をしているエオリアンなので会場を生かした音色の作り方。テンポの決め方。
そしてなによりもメンバーの方たちのロマンを感じました。
それは趣向をこらしたプログラムの中にも暗号のように秘められていたりするのです。
エオリアンの演奏は難しい曲を、これみよがしに演奏するようなことがありません。
時間をかけて曲に対する思いを熟成させているようにも感じます。

エオリアン定期演奏会の打ち上げは大急ぎで、いつものパスタ屋さんのランチタイムに間に合うこと。
そしてみんなでパスタを食べながら、いろんな話をします。
ドリンクバーとワッフルの食べ放題。アルコールはなしです。
それぞれが自分の中に大切にしたい音楽とライフスタイルを語り合う。
どこにも押しつけがましいところがなく、そして馴れ合いになるようなところがないんです。
久しぶりに会ったのにメンバーのそれぞれに友情を感じました。
「ごはん食べてく?」「うん」
飲んだり食べたりがまだ上手くできない私なので心配だったんですけれど
なんとかこぼさずに食べれましたよ。

いつもは寒い季節の演奏会が今年は春になってしまったいきさつとか、
ああ、それぞれに1年っていろんなことがあるんだよね。
で、いつものパスタ屋さんのランチタイムがなくなっていたこと。
去年はあったんだそうです。
「ああ、もう急いで来なくていいんだ・・・」

最後に
「来年。みんなの知らない作曲家。何を演るかなぁ?」
とのことでした。


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鞘堂に行く前に寄った亀戸天神で。




少しずつの再スタート [コンサート]

3月29日  手をつなごうコンサートに出演しました。

病気をしても、いつもと同じになるためには、もう少し時間がかかるかもしれません。
でもいつものように車を走らせて大阪箕面まで行ってきました。
去年、8月の終わりに「箕面の森の音楽会」に出させていただき、
http://purizumu2.blog.so-net.ne.jp/2014-09-05
10月は「森の休日」
山寺にも行って、あんなに元気だったのに!
11月に病気になりました。
そう考えると感慨深いものがあります。


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家の車の走行距離。
私はすっかり眠りこけていたんですけど帰りに30000キロを越えました。。

実はもう演奏活動はできないかもしれないなんてことを真剣に考えたこともありました。
顔面麻痺なんてことになると気持ちが落ち込むことが一番よくない。
お医者は気を使いながらも、完治するかどうかの保証はないと仰いますし、思い悩む方も大勢いるようです。
私は大丈夫って思っていたんですけれど、そうでもなくて思いつめて相方を困らせたこともありました。
だからこそ、音にこめたい物がある。
やっぱり演奏を続けようと思ってから麻痺の状態も少しずつよくなっていくことが、はりあいになるようになりました。
今回はアイリッシュハープとリコーダーのレパートリーも演奏しました。

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写真は一緒にコラボでライブを計画中のDuo Affetousoのヘンリーさんが麻痺をしていない左側から上手に撮ってくれました。

ほんとうはお洒落をするのも気がひけるような気持ちでいたのですが、
母の着物をリメイクしたものを衣装にしました。
まだ歩くのにバランスが悪く、ステージ上では特にふらふらするのですが
母の着物は軽く肌に馴染んでほっとします。
娘が顔面麻痺になったら認知症の母でも嘆くのではないかと思ったのですが
無邪気な母は無頓着です。

おかげで私はマイペース。
ゆっくり少しずつの再スタートです。





肢体不自由児父母の会クリスマスコンサート [コンサート]

肢体だからね。漢字が違うと大変なことになっちゃう。
なんて言いながら責任者のOさんからの依頼を受けて。
いつまでも児童じゃないんだよ。
家の娘だってもう46歳だもの。

相方が、すぐに「テルーの唄をやらなきゃいけない」って言いました。
そして、前にコンサートをさせていただいた時、Oさんの娘さんが好きな曲だったことを思い出しました。
今回は太鼓を叩きながら歌うことにして改めて歌詞を読み返してみると

「夕闇せまる雲の上  いつも一羽で飛んでいる
鷹はきっと悲しかろう~」

Oさんの娘さんはいつも車椅子で手も足も動かせませんけれど表情いっぱいで気持ちを表現してくれます。
歌いながら、この曲が好きな心を想いました。

お母さんが大好きな彼女。
私もお母さんOさんが大好きよ~って仲良しポーズをしたら
こぼれそうな嬉しい顔をしてくれました。

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彼岸花の衣装 [コンサート]

21日は、お彼岸のコンサート。

ここに来ると、いつも思うこと。

母を、ここに入れたいなぁ・・・
そのくらい居心地の良い場所なんです。

コンサートは昔の曲ばかりだけれど、ここにいらっしゃる方にとっては青春の歌ばかり。
スタッフさんも知らない名曲ですから
「みなさん。長生きしてくださいね」
「とても良かったわ」と感想をいただきました。

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彼岸花の衣装は今日しか着れないのです。
















横谷温泉旅館ロビーコンサート [コンサート]

2014.8.14~15

ホテルのロビーコンサート。
やってみたかったのだけれど、なかなか機会がなくて・・・
たぶん震災がなかったら、そろそろとチャレンジしていたかもしれなかったのだけれど。
今年はやるぞ~~なんて言ってたら
「ホテルってイメージじゃない」まで言う友達もいて
最近は民謡ばかり演ってピーヒャラドンドンだから
いかにも私たちの演奏からピアノとリコーダーのゴージャスな雰囲気を想像できないらしい。
かなり反省。

今年のヒットはやっぱり「アナ雪」だから
リコーダーアンサンブルでなさる方も大勢いて
私は久しぶりにピアノが弾きたくなっちゃって。
せっかくだから「生まれてはじめて~Let it go」ピアノも素敵につなげてみました。



横谷旅館は毎日コンサートをしています。

フロントのお兄さん。
私が昔、松本で通っていた小学校の後輩でした。
ホテルは満室で大忙しだったけれど昔なじみみたいに、お話させていただきました。



せっかく蓼科まで来たので親戚のいる塩尻まで行ったら、おばちゃんとおじちゃん、横谷温泉旅館、昔泊まった思い出の宿なんだって。


お墓参りもしてきました。

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